配電工事プロジェクトストーリー ショッピングモール配電プロジェクト

新しい”街”に
電気を送れ!

大型ショッピングモールの建設現場。槌音が響く一角に、作業服とヘルメットを身につけた20数名の配電マンたちが集まっていた。ある者は真新しい電柱に上り、ある者は高所作業者から指示を送り、ある者は地上で機器のチェックを行う。誰もが真剣な面持ちで、現場の作業にあたっている。

新規配電工事の仕上げとも言える「つなぎ込み」。自分たちがつくった新しい配電網と既設の配電網を繋ぎ、電気を通す。大型商業施設に供給される電力は一般家庭300軒~500軒分にも相当する。大容量の電力を、オープン後も安定して送り続ける。その重要な使命を配電工事が担っている。

開閉器をONにして電気を通す瞬間は、どんな作業よりも緊張が走る。新しい電線に電気が通い、ようやく外観を見せはじめた”新しい街”へと送られていく。ショッピングモールのオープンの日。数多くの買い物客でにぎわう店内は、明るい光と快適な空気が満ちていた。その陰には、プライドをかけて”新しい街”に血を通わせた配電マンたちの仕事がある。